富士重工業は、2008年3月期通期業績見通しを修正した。国内販売台数を下方修正する一方で、海外販売台数を上方修正したことなどが主因だ。
国内販売は21万8000台を予想していたが、20万4000台に下方修正した。登録車で9000台、軽自動車で4000台販売見通しを引き下げた。
海外販売は、新興市場を中心に好調に推移しているため、36万6000台から38万9000台に上方修正した。
これに伴って売上高を1兆5500億円から1兆5600億円に修正したほか、営業利益は350億円から400億円に、経常利益が300億円から350億円にそれぞれ上方修正した。
当期純利益は160億円を予想していたが170億円となる見通し。