今回が4回目となる、LAオートショーの「デザインチャレンジ」。各メーカーの若手デザイナーらが、毎回テーマに沿ったデザインコンセプトを発表し、ユニークな未来の車の姿を模索することで話題となっている。
これまでのテーマは「ロサンゼルスの生活」「究極のエコカー」などで、「ロサンゼルスの生活」では映画の都ハリウッドがあることからシアターカー、海に近いことでサンドバギー、ヘルシーな生活を思わせる人力カーなど、ユニークなものが登場した。昨年の「究極のエコカー」は、GMの「ハマー」が優勝。なんと、ボディをガラス張りにし、その中で海藻を育て、走りながら光合成して「酸素を生み出す車」だった。
そんなデザインチャレンジの今年のテーマは、「ロボカー2057」。ロボカーは毎年国防省が中心となったグランドチャレンジで無人カーレースが行われる、など注目されている分野。自動運転、トランスフォーマーのように形態が変化する車、運転以外のお助けファクターがついた車、などイマジネーションは幅広い。今から50年後の車を、各メーカーはどのような姿として位置づけているのか、非常に興味深い内容となりそうだ。
デザインチャレンジの結果発表は11月15日に行われる予定。