ゼンリンは25日、海外に向けて、地図表現を2Dから3Dへとシームレスで切り替える「Guidable City Model プロジェクト」をスタートさせたことを発表。このデモ映像を東京モーターショーのゼンリン・ブースにおいて見ることができる。
日本では地図表現を3D化するのは珍しいことはなくなったが、海外でこのような表現を見る機会はまだまだ少ない。ゼンリンは、そうした状況下で、路面のペイント情報まで地図上に表現したハイレベルな詳細地図と、街並みをリアルに再現する3次元デジタル地図を開発。2Dと3D地図を必要に応じて連続してアングルを変えることを可能とした。
この地図の対象となるのは、北米主要40都市以上、欧州主要40都市を予定。ゼンリンは、この技術の確立によって、まだ一般化していない欧米での3D地図の展開に弾みをつけたいとしている。