ポルシェ、ドイツに巨大スペアパーツ倉庫2棟を建設へ

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ポルシェAGは、スペアパーツ用のウェアハウスをルートヴィヒスブルク行政区にあるザクセンハイムの工業地域、アイヒヴァルトに建設することを決定し、新しいセントラルパーツウェアハウスの定礎式を行った。

定礎式は、ポルシェAGで生産物流部門の責任者ミヒャエル・マハト取締役と、アイヒヴァルト行政連合のトップが出席した。

ポルシェAGは、総額1億ユーロ以上を投資して総面積26ヘクタールの敷地に施設を建設する予定だ。まず、総床面積4万平方メートルの倉庫を2008年の春までに竣工し、操業を開始する予定。そして第2段階として、さらに敷地面積7万2000平方メートルの倉庫を2010年までに完成させる計画だ。この2つの倉庫が完成すると合計8万アイテムの新旧世代のポルシェ車の部品が保管される。

マハト取締役は「ルートヴィヒスブルクにある現在の倉庫はこれ以上の増築が不可能だが、販売台数とモデルレンジは拡大しており、スペアパーツの需要が増え続けているため、スペアパーツの物流を見直し、無駄のないオペレーションを導入することが不可欠だった」としている。

第2段階が完了した際、ザクセンハイムのパーツウェアハウスで約350人の技術職を採用する予定だ。

最新のスペアパーツ用ウェアハウスは、ポルシェの特徴的な建築物となる予定で、透明な建築構造を取り入れていることから建物内には光が多く入り、快適な労働環境を提供すると、している。建材についても、最新の環境基準に適合したものを使用する。

《レスポンス編集部》

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