【東京モーターショー07】CR-Xは意識していない…ホンダ CR-Z

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【東京モーターショー07】CR-Xは意識していない…ホンダ CR-Z
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ホンダの東京モーターショー出展車両の一つである、『CR-Z』コンセプトカーは、ハイブリッドシステムを搭載した、ライトウエイトスポーツというのが、そのコンセプトなのだが、実車を目にすると往年の名車「CR-X」を思い浮かべてしまう。

とくにリヤまわりの裁ち落とし方やその部分がウインドになっているのを見るにつけ、その印象は強まる。車名もそれに近いもので、モチーフになっているのかな、と思うのも自然な流れである。

この点を担当者に直撃したところ、「皆さん、そうおっしゃいますが(笑)、とくに意識していません。結果的に似ているかもしれませんが、あくまでも未来のライトウエイトスポーツの提案です」といい切られてしまった。確かにフロントまわりはまったく似ていないし、モーターショーのコンセプトカーで過去のクルマを引き合いに出すのも変ではある。そもそもデザインエッセンスとして重視しているのは、鋭いウエッジシェイプと大胆にツイストするエモーショナルな面構成。過去の遺産的なものはまったくない。

内装に目を転じても、硬派な走りのイメージを演出しつつ、未来のスポーツカーのコックピットを提案していることが見ただけで感じ取れる。とくにインパネまわりは、走りの歓びを引き出すインターフェイスというのがメインとなる。シートについては、あくまでも2+2だが、「素材を網状のものとすることで、座り心地と省スペースを両立させ、リヤシートでも窮屈さを感じさせないように配慮しています」(デザイナー)とのこと。未来のスポーツカーに対するホンダのアプローチが随所に見て取ることができた。

《近藤暁史》

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