日産ディーゼル クオン に新機能…省燃費支援や安全機能

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日産ディーゼル工業は、大型トラック『クオン』シリーズ(単車系積載量8−15トンクラス)に充実の新機能を追加して、10日から発売開始した。

今回発売したのは、省燃費運転を支援する「クイック・シフト・ライト・ウェイト・スイッチ」や車両衝突時の被害を軽減するトラフィック・アイ・ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)を新たに採用した。また、キャブ、サスペンション重量の軽減などにより、軽量化した。

クイックシフト・ライト・ウェイト・スイッチは、従来の機能に変速タイミングを切替える機能を追加した。これにより、空車から半積載時のアクセルペダルの踏み込みすぎによる走行中の無駄なエンジン回転数のアップを防止し、ドライバーの省燃費運転を支援する。また、新開発のトラフィック・アイ・ブレーキにより先行車や障害物の接近を感知し、電子制御ブレーキによって速度を低減させ、追突時の被害を軽減する。

このほか、AdBlue給水インターバルの延長を図るため、長距離走行主体のカーゴ系ユーザー向けにアドブルー55リットルタンクをオプション設定した。これにより、一運行3000kmをアドブルー無補給で走行することが可能となる。

《レスポンス編集部》

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