ブリヂストンは、欧州子会社であるブリヂストン・ヨーロッパ・エヌヴイ/エスエー(BSEU)が100%出資する現地事業会社が、ポーランドのザホドニオポモジェ県スタルガルト・シュチェチニスキ市近郊に建設するトラック・バス用ラジアルタイヤ新工場の起工式を実施したと発表した。
新工場は、欧州地域ではビルバオ工場(スペイン)に続く、ブリヂストングループ2番目のトラック・バス用タイヤの生産工場となる。欧州市場でトラック・バス用タイヤの生産拠点を確保することは、欧州地域での自給率を高め、商品の戦略的な供給体制の確立に寄与するとしている。
新工場の生産能力は日産5000本の見込みで、2009年上期の生産開始を予定している。
ブリヂストングループのタイヤ工場は、既に建設を発表しているメキシコ、ハンガリー、日本(福岡県北九州市)の工場に新工場を含め、世界22か国50工場となる。