【フランクフルトモーターショー07】マツダ アテンザ 新型…日本の美

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【フランクフルトモーターショー07】マツダ アテンザ 新型…日本の美
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フランクフルトモーターショーでお披露目された『マツダ6』(日本名『アテンザ』)のボディサイズは全長が65mm延び、全幅も15mm拡大した。一回り大きくなった新型のデザインテーマは「Bold&Exquisite」。アイデンティティの原点は「日本の美意識」だ。

「大胆なところと繊細に造りこんだところをきっちりと対比させ、そのコントラストが生むダイナミズムを全体の形の基調にしたのがテーマです」と、佐藤洋一チーフデザイナーは語る。

「フェンダーの上に緩やかな面から、切り立ったエッジが織り成すフロントエンドからフェンダーにかけてのライン、また緊張感のある曲面が描き出す豊かで力強いリアビューで“BOLD”を表現しています」

「コテコテとデザインにラインやモールを付け足して行くのではなく反対に余分なものを差し引いて行く手法を取りました。上下の鋭いキャラクターラインに挟まれたドアの部分は、あえてモール等を何ひとつ付けず“間”を演出しています。しかし、よく見ると断面にアールを強く入れるなど全体でたおやかで奥ゆかしい美しさを備えた曲面と表現をしています」

ボンネットのオープニングラインをエッジギリギリに配して目立たなくするなど細かいディテールにも徹底的に拘っている。日本の美意識をアイデンティティの原点とするデザインは「結構イケてると思います」と自信を滲ませた。

《ケニー中嶋》

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