ダイヤモンド電機は、連結子会社の米国ダイヤモンド電機ミシガン工場の閉鎖時期を今年10月末から2008年2月末に延期すると発表した。
ミシガン工場では自動車用大型点火コイルを生産している。需要が排ガス対応・燃費改善に対応できる新型の気筒別点火方式のコイルに急速にシフトしているため、従来方式の製品が主力のミシガン工場を今年10月で閉鎖することにしていた。
しかし、ガソリン高騰に伴う低価格車の販売好調、米国メーカーの生産車種調整などを背景に、従来方式コイル搭載車種が予想以上に好調で、生産増強のため、工場閉鎖を延期する。
工場閉鎖に伴う特別損失額は総額4億1400万円には変更無い。