ダイヤモンド電機、自動車部品の価格カルテル事件で池永社長が引責辞任…後任は栗田執行役員

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ダイヤモンド電機は、米国で自動車部品の取引で、価格カルテルを行っていた責任を明確にするため、池永重彦社長、池永辰朗副社長が引責辞任したと発表した。

また、3月7日付けで栗田裕功執行役員が社長に就任する。

同社は昨年7月17日、点火コイルの販売で価格カルテルを結んでいたことによる米国独占禁止法違反で、米国司法省と1900万ドルの罰金支払いで合意した。これを受けて同社は、外部の弁護士で構成する独占禁止法問題調査委員会を設置し、調査してきた。調査結果を受けて、池永社長、池永副社長が、経営の最高責任者として辞任を申し出、受理された。代表取締役、取締役も辞任した。

このため、武藤靖常務が代表権を持つ専務に就任で社長代行を務め、3月7日に開催する臨時株主総会で栗田執行役員が取締役就任が承認されることを前提に社長に就任することを内定した。

栗田氏は2010年に同社に入社、2011年にダイヤモンド電機ハンガリー社長、2013年1月に米国ダイヤモンド電機会長兼社長、同年4月に執行役員に就任した。

また、同社はカルテル行為の再発防止やコンプライアンス強化のため、3月7日付けで新たに社外取締役としてソミック石川の石川晃三会長を選任する予定。加えて管理本部の直下にコンプライアンス全般を所管する法務部を設置する。ITシステムの活用も含めた管理制度の整備と各種研修の充実を推進していく方針。
《レスポンス編集部》

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