TDK、デンセイ・ラムダを完全子会社化…電源事業を再編

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TDKは、デンセイ・ラムダを買収すると発表した。デンセイ・ラムダに対する株式公開買付け(TOB)を実施し、完全子会社化する。

デンセイ・ラムダは、スイッチング電源、無停電電源装置を製造・販売している。TDKは、米国子会社TDK U.S.A.コーポレーションを通して完全子会社のラムダ・ホールディングス・インクとその英国子会社ラムダ・ファー・イースト・リミテッドの両社を間接的に子会社化しており、デンセイ・ラムダに間接的に58.1%出資している。

TDKグループで電源事業や電源関連部品事業の再編を円滑に行うため、デンセイ・ラムダを完全子会社化する。

デンセイ・ラムダが主力の電源事業は、産業機器分野だけでなく、自動車、デジタル家電分野にも拡がっており、継続的な事業成長のため、TDKグループで経営資源を効率的に活用してシナジーを最大限に発揮する必要があると判断した。

TDKはデンセイ・ラムダの完全子会社化後、グループで電源事業の意思決定の迅速化、営業拠点、IT及び物流業務を統合し、新商品やサービスでの共同開発体制を構築する。

《レスポンス編集部》

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