フランクフルトモーターショーで発表された三菱『コンセプトcX』は、燃費に優れたパッケージングのコンパクトSUVだ。
新型『ランサー』(日本名『ギャランフォルティス』)のプラットフォームを短くし、さらに軽量化を図った。このモデルから発展し、2010年前後の市販を目指すニューモデルは、日本をはじめアジア、ヨーロッパをメインマーケットとする世界戦略車となる。
ホイールベース2525mm、全長4100mm×全幅1750mm×全高1550mmのボディサイズは、三菱内では『アウトランダー』の下のポジションにあたり、『コルト』のすぐ上で、車の性格から言っても、VW『ティグアン』をほんの少し小さくしたBセグメントに位置づけられる。
100kWを発揮する4気筒DOHC1.8リットルのクリーンディーゼルエンジンは、「ユーロ5」規制をクリア。ミッションは「ツインクラッチSST」を使用した自動変速MTが組み合わられた。駆動方式は電子制御AWDだ。