日産自動車と全国の日産系ディーラーは9月21日から10月21日まで「第36回(秋)ハローセーフティキャンペーン」を実施すると発表した。
今年度は、これまでの子供と高齢者向け交通安全啓発に加え、少子高齢社会への対応、歩行者の安全確保、自らの意識改革、ITの活用に取り組み、子供、親、高齢者の3世代が互いに思いやりを育める、地域に根ざした草の根活動を関係団体とともに推進する。
同社では、ハローセーフティキャンペーンを春・秋の全国交通安全運動と夏休み期間中の年3回実施しており、1972年以来今回が36回目となる。
今年度の重点課題は、「飲酒運転の根絶」、「日常生活にある危険に気づかせ、回避能力が身につく交通安全教育」、「後席等におけるシートベルト、チャイルドシートの正しい着用」。
キャンペーンでは、飲酒運転防止「おやくそくコースター」(ポケットティッシュ付)を全国の街頭で14万個配布する。
このコースターは「酒を飲んだら運転しない」という親子の約束を取り交わせるコースターで、携帯が容易なポケットティッシュに同封した。コースターは飲食店での飲食の際に使用し、子どもとの約束を思い返すことで飲酒運転防止に繋げていく。
おやくそくコースターは全日本交通安全協会に提供し、全国1400地区の交通安全協会でのイベント開催時や街頭などで配布する。