今週末の8日・9日は、栃木県ツインリンクもてぎにて、SUPER GTの第7戦「MOTEGI GT 300km RACE」が開催される。
現在、GT500クラスのポイントランキングは、69点の伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組の8号車ARTA NSX。8号車は今シーズン唯一の2勝を挙げ、2位の23号車、XANAVI NISMO Z(本山哲/リチャード・ライアン)に21点差をつけている。
今回は首位固めのためには非常に重要な1戦となるが、ライバルチームの倍のウェイトハンデ100キログラムを背負っており、簡単にはいかない状況だ。なお、2位から下は、6位までわずかに10点差にひしめく接戦となっている。
一方のGT300クラスも、ポイントリーダーは唯一の2勝を挙げた大嶋和也/石浦宏明の101号車TOY STORY Racing apr MR-S。71点を獲得している。しかし、ここ2戦はまさかの無得点で、一時の大量リードをすべて放出。いまや、2位の高橋一穂/加藤寛規の2号車、プリヴェKENZOアセット・紫電にわずか1点差にまで詰め寄られている。
この2台に対して3位が大きく離れているため、今後は101号車対2号車のマッチレースとなりそうな予感だ。
なお今回は、初のノックダウン方式の予選が実施されることや、全日本GT選手権より数えて98戦を記念したイベントが行われることなどもポイントとなっている。