東京いすゞは、子会社のイワフジ工業を新明和工業に売却するため実施した株式公開買付け(TOB)の結果、出資比率が95.18%になったと発表した。
東京いすゞは、79.77%出資する子会社のイワフジ工業を売却する一環として、8月7日から9月3日まで、TOBを実施した。応募株式数は246万6373株で、東京いすゞは応募株券の全てを買付ける。買付け価格は1株につき66円で、買付け費用は1億6300万円。東京いすゞの出資比率は95.18%となる。
東京いすゞは今後、イワフジ工業を会社分割で、事業全般を新設するイワフジ工業に11月に移管し、その上で新イワフジ工業の全株式を新明和工業に13億5000万円で売却する。旧イワフジ工業は解散する予定だ。