【SUPER GT】予選ノックダウン方式を採用

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SUPER GTを運営するGTアソシエーションは、9月8日・9日に栃木県ツインリンクもてぎにて開催される第7戦『MOTEGI GT 300km RACE』の予選において、F1でお馴染みのノックダウン方式を採用することを正式発表した。

8月2日にツインリンクもてぎにて行われた同方式の予選シミュレーションでは、上位チームが第1セッションで早々に脱落。予選に波乱ともいえる展開を生じさせる可能性が多々あることが確認され、第7戦で実施されるに至った。大分県オートポリスでの第8戦、富士スピードウェイでの最終戦は実施されるかどうかは不明。

ノックダウン方式の内容だが、現時点では、まず予選を20分ずつ3段階に分けて実施する。第1セッションの20分は、前半10分がGT300、後半10分がGT500の時間帯で、それぞれ全車走行。ここで12台までに絞り込む。第2セッションも同様に各クラス10分ずつの走行が行われ、4台をふるい落とす。そして最終セッションで、8台によりポールから8番手までの予選を決めるというルールだ。

GTAによると、同方式最大のメリットは、「予選全セッションで常にタイムアタックが繰り広げられ、特に最終セッションでは、タイム上位車による緊迫したタイムアタック合戦が行なわれる」としている。しかし、シミュレーションでは予選で使用できるニュータイヤが2セットまでという従来通りの制限もあって、「常に」とはならなかった。2セットというのは変わらない模様だが、その使い方については、これから細則が決定されるとのことだ。

また、各クラスのセッションごとの走行時間に関しても、今後検討した上で決定するという。特に、30台近く出走するGT300にとって第1セッションがたった10分間しかないのは、大変な混雑を極めることが確実。おそらくは走行時間が10分よりは長くなるものと予想される。

《デイビー日高》

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