コンフォートタイヤとして名高いレグノブランドだが、新たに発売された『レグノGR-9000』はハンドリングの性能でも進化を感じさせてくれた。
PSタイヤ開発第1部の牛窪寿夫さんは「レグノGR-9000には独自の非対称構造が採用されており、ダンピングを効かせながらもソフトな乗り心地を実現しています」
「また、転がり抵抗もレグノGR-8000に比べて16%も低減していますので、省燃費にも貢献してくれます。これにより当社の環境自主基準をクリアしたエコ商品のフルラインナップが完成しました」
「レグノGR-9000は静粛性や快適性はもちろん、ドライ性能、ウエット性能、環境、直進安定性など6つの性能を高い次元でバランスさせた、進化したプレミアムタイヤです」という。
確かにレグノGR-9000を履いたさまざまな試験車でテストコースを走ってみたが、どのクルマでも快適性と運動性能の高さを実感することができた。比較的足まわりがハードな輸入車では路面からの入力が柔らかくなり、『クラウン』のような足まわりのソフトなクルマでもダンピングの効いた正確性の高いハンドリングを見せてくれた。
標準タイヤではクイックな動きを見せるトヨタ『ブレイド』でさえ、レグノGR-9000を履いたら落ち着いたハンドリングに変貌してくれた。このような懐の深さもレグノGR-9000の大きな魅力だ。
設定サイズも14インチから20インチまで、全58サイズも用意されているので幅広い車種で装着することが可能だ。どのようなクルマに装着しても、トップレベルの快適性が得られ、なおかつ優れた運動性能も確保されているので、高い満足度が得られるタイヤだ。