ワンボックス型ミニバンというと、一家の主である男性が運転しているイメージが強いが、平日は意外に女性がハンドルを握っていることも多い。
新型トヨタ『ヴォクシー/ノア』のチーフエンジニアを担当した水澗英紀さんは「ヴォクシー/ノアも平日はご家庭の奥様が運転する機会も多いので、新型を開発するにあたり女性へ配慮した装備やパッケージングを採用しています」
「サードシートの格納方式も力を必要とせずに簡単に行なえるようにしていますし、小柄な人でも乗り降りがしやすいように前席のシートやステップの高さを30mm下げています。また、クルマ周辺の視認性を確保するためにウインドのベルトラインも20mm下げています」
「また、バニティミラーも顔全体が映るように大型化していますし、センターピラーの下部には子供用のアシストブリップも用意しました。このように新型ノア/ヴォクシーは女性にもフレンドリーな装備を多く用意しています」という。
確かに新型ヴォクシー/ノアの装備のひとつ一つを見ると、女性ユーザーを重視した設計であることがわかる。この内容なら購入の際に奥さんが同行されても、きっと新型ヴォクシー/ノアを気に入ってくれるだろう。