アウディジャパン、ヤナセとの合弁販社を完全子会社化

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アウディジャパンとヤナセは、「ヤナセアウディ販売」を7月1日付でアウディジャパンの完全子会社にすることで合意したと発表した。

「ヤナセアウディ販売」は「アウディジャパン販売」に社名を変更する。

「ヤナセアウディ販売」は、アウディジャパンとヤナセが共同出資するアウディ販売会社で、2002年10月に設立された。現在、新車販売拠点20店舗を運営している。

今回のアウディジャパンによる完全子会社化は、アウディ社の「グローバル・ストラテジー」の一環で戦略的マーケットにおける販売店を、直接インポーターが運営するという考えに基づいていると、している。

アウディジャパンはヤナセに、「ヤナセアウディ販売」の直営化を申し入れ、ヤナセが保有する株式を買収した。

アウディジャパンのドミニク・ベッシュ社長は「今回の専売店舗の直営は、我々が日本のお客様の期待をより深く理解し、メーカーに対してより迅速な市場ニーズのフィードバックを行い、競争力のあるプレミアム商品をタイムリーに投入していくことを可能にすると考えます」とコメントしている。

アウディジャパンによる「ヤナセアウディ販売」の完全子会社後もヤナセは「ヤナセアウディ販売」が運営してきた新車販売拠点8店舗を、将来的に取得し運営していく方針で、アウディジャパンと基本的に合意している。

《レスポンス編集部》

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