28日、無限(M-TEC)は、ホンダ『シビック タイプR』をベースにエンジンおよびシャーシなどにチューニングを施したコンプリートカー『シビック MUGEN RR』を発表した。発売は9月13日からで300台限定となる。MUGEN RRは、無限の夢のひとつであったコンプリートカーの開発を具現化したもの。F1やSUPER GTをはじめとしたモータースポーツ活動で培ったテクノロジーを傾注したオリジナルカーで、ロードカーとして究極の性能を追求したという。開発は、「筑波FF最速」を目標に、エンジン、空力、運動性能を向上させた。筑波サーキットのタイムアタックでは、1分6秒68を記録している。エンジンは、カムプロフィールを専用とし、インテークシステムとエキゾーストシステムの最適化で、15PSの出力向上。走行性能ではブリヂストンと共同開発した専用タイヤ『ポテンザ RE070 RRスペック』を採用、軽量ホイールと専用サスペンションの採用でパフォーマンスの追求のみならず乗り心地との両立を果たしたという。ブレーキは、ブレンボキャリパーを採用、高まったエンジンパワーに対応するとともにコントローラブルな性能を追求している。エクステリアはカーボンコンポジットやアルミニウムを投入し、15kg以上の軽量化を達成した。インテリアは、RECAROと共同開発した専用セミバケットシートを採用、ショートストローク化したシフターと合わせて、スポーツドライビング時のホールド性と操作ポジションの最適化を実現したという。製造は神奈川県の某所に場所を借り、1台1台手作業で作られるという。ボディカラーは専用色「ミラノレッド」の1色、価格は477万7500円で、限定300台の受注生産となる。
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