路上で酔い潰れていた男性を新聞配送トラックがひき逃げ

自動車 社会 社会

23日未明、東京都府中市内の市道で、酔い潰れて道路に寝転んでいたとみられる40歳の男性がトラックにはねられて死亡する事故が起きた。トラックはその場から逃走したが、警察では後に50歳の男をひき逃げなどの容疑で逮捕している。

警視庁・府中署によると、事後か起きたのは23日の午前3時ごろ。府中市美好町2丁目付近の市道で、酔い潰れて道路上に寝転んでいたとみられる40歳の男性が、右折進行してきたとみられる普通トラックにはねられた。

近隣住民が「ドーン」という音に気づいて外に出た際には、トラックはすでに逃走を開始していた。男性は近くの病院に収容されたが、頭部などを強打しており、間もなく死亡が確認されたため、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

警察では目撃情報などから、販売店に新聞を配送するトラックが事件に関与した可能性が高いと判断。現場近くにある新聞販売店へ事故の起きた時間帯に配送していたとみられる50歳の男から任意で事情を聞いていたところ、「曲がってきたので気づくのが遅れた」、「怖くなって逃げた」と容疑を大筋で認めたことから、同日夜に自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集