BMWジャパンは、4輪駆動車の新カテゴリーSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)のBMW『X5』を7年ぶりにフルモデルチェンジし、21日から発売すると発表した。
X5はSAVとして投入後、多くの自動車メーカーが競合車で参入し競争が激化しているセグメントとなっているが、新型車の投入で再び新たな基準を確立するとしている。
ニューX5はスポーティかつエレガントで存在感のあるエクステリアデザイン、開放的で上質な室内空間、走行性能を高次元でバランスした真のSAVを目指した。特徴はスポーティかつエレガントで存在感のあるエクステリア・デザインとさらに上質になったインテリアを採用した。ダイナミックなハンドリングと安全性向上に寄与するアクティブ・ステアリングを採用したほか、電子制御前後駆動力配分4輪駆動システムの「xDrive」を搭載した。BMW初のサード・ロー・シート(3列目シート)をオプションに設定した。
また、高速データ通信システムFlexRayテクノロジーを世界で初めて採用したアダプティプ・ドライブ(ダイナミック・ドライブ+EDC/エレクトロニック・ダンパー・コントロール)もオプションで設定した。
X5の室内は、iDriveやプログラマブル・ボタンのような革新的な機能を装備しつつ、柔らかな曲線を巧みに使い上質な仕上げによって開放的でエレガント、かつ使い勝手の良い室内空間に仕上げたとしている。
また、フルモデルチェンジに伴ってラインアップを見直し、装備水準を大幅に標準化した。ニューX5は、アクティブ・ステアリング、アダプティブ・ヘッドライト(コーナリング・ライト付)、ランフラット・タイヤ、iDriveシステム付HDDナビゲーションシステム、レーザー・シートなどを全てのモデルに標準装備した。
価格は「4.8i」が963万円。