エアバス A380、空飛ぶクルーズ船…デザインの可能性を拡大する

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 2つの方向性、実用段階での機内イアウト

旅客機の客室レイアウトといえば、通路があって座席が前から後方に向かって整然と並ぶ単純なものが長年続いてきた。総2階建てと広いスペースを実現したA380には、従来にない機内レイアウトや快適な空の旅を演出するデザインが求められていい。

たとえば、格安を売り物にした“オールワンクラス”の「エコノミー・コンビライナー」や、“世界一周旅行者のための豪華ツアー”用の「プレミアム・スカイクルーザー」でが考えられる。

前者は複数の旅行会社が共同でA380をチャーターし、一定区間の往復便や三角ルート回遊用として活用する。旅行者は従来型機より安く利用でき、運用側ではエアライン別の振り分け作業省略など、手配コストの削減にも寄与しそうである。プレミアム・スカイクルーザーは、個室の設定やラウンジの設置などで乗客の快適性を確保した、“空飛ぶ5スターホテル”だ。

人々のライフスタイルや旅行経験が多様化しているので、これらの提案に近いものは実現するかも。エコノミーやプレミアム市場以上に大事な顧客である、国際ビジネスパーソンのための“空飛ぶオフィス“も必要だろう。アイデアは尽きないが、A380の機体には可能性のスペースがたくさんある。

実用型の客室は個々のエアラインのテイストでデザインされる。客室のカラーリング、座席の形状や色合いなどがお披露目されるので、またその際に“A380のインテリアデザイン学”を紹介したい。

《浜田拓郎》

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