エアバス A380、空飛ぶクルーズ船…デザインの可能性を拡大する

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 地球規模でテスト飛行

エアバス社が開発した総2階建て大型旅客機『A380』が4日、テストフライトで成田国際空港(新東京国際空港)に飛来し、機内が公開された。2点間を往復するだけでない空の旅を楽しむ環境、すなわちツーリズムデザインの実現する機会を、A380は増やしてくれそうだ。

A380の寸法は全長73m×全幅79.8m、胴体幅7.1m。標準客席数525席、最大客席数853席。現行機種でライバルとなるであろう一部2階建ての“ジャンボ”ジェット、ボーイング『747』と比べ、全長が+2.3m、全幅が+15.4m、胴体幅が+0.6m。標準客席数で109席、最大客席数で230席の増加となる。

ボーイングB747の活躍をにがにがしく眺めていたヨーロッパの航空機業界。EU発足に伴う大同団結でがエアバス社誕生、反撃が開始された。世界のエアラインで活躍するまで成長したエアバス社は、21世紀に移ってA380を実現した。

2000年に開発と製造がスタートし、昨年秋に一番機が初飛行。以来7機の試験機によるテストフライトが地球規模で行われている。

今年秋には実用機の1号機がシンガポール航空に就航する。以後、ルフトハンザドイツ航空やその他のヨーロッパのエアライン、さらに新造機の導入に積極的な中東の新鋭航空会社エミレーツ航空など、14社で計160機の導入が予定されている。

A380の日本初飛来は昨年秋だが、日本での機内公開は2度目の来日の今回が初めて。6日まで滞在し、中日となる5日に機内が公開された。公開といってもテレビ局や大手新聞社の取材が優先される中で筆者も参加、気合を入れての取材となった。

《浜田拓郎》

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