フォルクスワーゲングループで、スペインに本社のあるセアトは、7日から開催されるバルセロナモーターショーでワールドデビューを飾る『アルテア・フリートラック』の写真を公開した。
アルテア・フリートラックは、セアト初のオフロード四輪駆動車。「アルテアXL」をベースにしているが、地上高は40mmも高くなっている。また、フロントとリアのバンパーのデザインが印象的なものとなった。
エンジンはガソリンとディーゼルの2タイプ用意されている。2.0リットル「T FSI」ガソリンエンジンは、最大出力200PS。最高速度は133マイル/h(212km/h)、0-62マイル/h(0-100km/h)は7.5秒。燃費は30マイル/ガロン(12.75km/リットル)。
また、2.0リットル「TDI」ディーゼルエンジンは、最大出力170PS。最高速度は127マイル/h(203km/h)、0-62マイル/h(0-199km/h)は8.7秒。燃費は41.5マイル/ガロン(17.64km/リットル)。
アルテア・フリートラックの「Haldex」トランスミッションは、電気的に制御された油圧式の機構を採用している。通常時は、フロントに100%の動力が伝えられるが、必要に応じて最大50%の動力がリアにも伝えられる。イギリスでの発売は9月を予定している。