シンガポールでのナイトレース開催決定に続き、オーストラリアやマレーシアなどが前向きに検討することを発表するなど、急速な広がりを見せつつあるナイトレース。
ぶっつけ本番となる急な導入に安全性を疑問視する声も多い中、マクラーレンのロン・デニス代表は、F1ナイトレース開催を支持していると表明した。
「経済的に考えても、視聴率の高さを求めるのは当然のことだ。スタート時間をずらすことでそれが達成されるのであれば、全チームが賛成すべきだと私は思う。照明付きのナイトレースというのは想像豊かなアイデアだ」
「もちろん競争レベルとドライバーの安全を維持することも重要だ。まずは1レースやってみて、それから門戸を広げるのがいいだろう。われわれチームはナイトレースを支持するよ」と、ナイトレース支持を打ち出したデニス。
しかし実際に走る立場にあるフェルナンド・アロンソは安全性に不安があるとして、ナイトレースには否定的なコメントを出している。