【三菱 デリカ D:5 2WD】40%はFFに

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三菱自動車は22日、『デリカD:5』ラインアップに2WD(FF)モデル 「C2」と「ROADEST」(ローデスト)の追加を発表、発売した。「D:5発売以前からFFの設定は考えていました」と商品企画の上原実マネジャーが語るように、FF車追加は当初より折り込み済みだったようだ。

2WDモデルより先立って発売した4WDモデルは、2カ月強で1万台の受注を受け、好調な滑り出しを見せている。その好調の要因として、歴代モデルから受け継ぐクロカンイメージを残しつつも、ミニバン要素を盛り込んだフォルムや、新開発のエンジン&4WDシステムもそのひとつに挙げられるだろう。

ただし、このパワートレイン面に目を向けると、他のミドルサイズのミニバン同様、FFモデルも欲しいというリクエストが当初からあったのも事実。高速安定性の向上など、4WDシステムは貢献しているといっても、価格面も含めてより気軽にデリカD:5を乗りたいというユーザー層は確実に存在する。

三菱はさらに踏み込んでユーザー層の違いも分析しており、「4WDモデルはアウトドアや高性能。いっぽうのFF車はパッケージング重視であると考えています」(上原氏)。つまりユーザー層はまったく異なり、さらなるD:5の販売拡大につながるということになる。

最終的な販売台数の割合はFFが4割で、残りの6割が4WDとなると予想しているとのことだ。降雪の有無など使用環境の違いなどを考慮すると、妥当なところではないだろうか。

《近藤暁史》

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