静岡スバルが発表した2007年3月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比60.6%減の5300万円と大幅減益となった。
売上高は同11.1%減の136億円と、2ケタのマイナスだった。スバルの新車販売が低迷したためで、スバル新車販売台数は同7.6%減の4198台と、5000台を割り込んだ。
収益面でも整備部門やポルシェ販売による収益が計画通りだったものの、スバル新車販売の低迷で営業利益が同49.6%減の1億800万円、経常利益が同45.9%減の1億2700万円と落ち込んだ。
2008年3月期の連結決算業績見通しは、スバルの『インプレッサ』が6月にフルモデルチェンジするほか下期にも新型車が投入される予定で、スバル新車販売増を予想。
このため、売上高が同2.9%増の140億円、営業利益が同19.3%減の1億3000万円、経常利益が同10.2%増の1億4000万円、当期純利益が同12.5%増の6000万円と、増収増益の見通し。