GM、オンスター作動不能で集団訴訟の危機

GMのオンスターの一部が、来年から始めるデジタル化の影響を受けて作動しなくなる可能性がある。これに対し、バージニア州在住で2002年型キャデラック『エルドラド』を所有するロバート・ウィーバーさんが、GMを相手取って集団訴訟を起こす、と発表した。

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GMのオンスターの一部が、来年から始めるデジタル化の影響を受けて作動しなくなる可能性がある。対象となるのは2002年以前のすべてのモデルと2004年以前の一部のモデルで、全体で150万のGMオーナーに影響が出る。

今のところGMではオンスター機器をデジタルのものに交換するしか問題を防ぐ方法はない、としているが、GMがデジタル機器の料金を負担する予定はない。

これに対し、バージニア州在住で2002年型キャデラック『エルドラド』を所有するロバート・ウィーバーさんが、GMを相手取って集団訴訟を起こす、と発表した。ウィーバーさんによると、「GMはデジタルに移行する予定がありながらアナログ機器の販売を続け、購入したユーザーに(機器が作動しなくなる)可能性を説明する義務を怠った」という。

そのため、GMはアナログ機器ユーザーに対し199ドルの機器料金と月々の利用料を返還し、さらにアナログサービスの継続を保証すべき、というのが訴訟の内容だ。

一方のGMは、デジタル化がオンスターのサービスの質を高め、継続する唯一の方法、とこれに反発。またアナログからデジタルへのアップグレードは以前に発表した数十ドルから数百ドルという高いものではなく、15ドルに過ぎない、と反論している。
《Sachiko Hijikata, US editor》

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