フタバ産業が発表した2007年3月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比11.1%増の127億7000万円となり、大幅増益となった。
売上高は同21.4%増の3948億5900万円と、2割以上増えた。トヨタ自動車向けの生産・販売が好調だったのが主因だ。
収益面でも生産ライン・生産体制の革新による付加価値の追求や目標原価に向けた確実な造り込みで収益力がアップ、営業利益は同26.2%増の222億4400万円、経常利益が同20.7%増の234億5700万円だった。
2008年3月期の連結決算業績見通しは、売上高が同3.8%増の4100億円、営業利益が同7.9%増の240億円、経常利益が同6.6%増の250億円、当期純利益が同5.7%増の135億円と増収増益の見通し。