トヨタ自動車は、小型トラックの『ダイナ』、『トヨエース』の、2、3t積系のディーゼルDPNR搭載車、ガソリン車、LPG車をマイナーチェンジし、9日から発売開始した。
今回のマイナーチェンジでは、ディーゼルDPNR搭載車に改良型N04Cディーゼルエンジンを搭載したほか、ガソリン車には高性能2.7リッターガソリンエンジン(2TR-FE)を搭載した。
LPG車を含め、全車で新長期排出ガス規制に対応している。
室内は、可倒式のマニュアルトランスミッションシフトレバーを採用、パーキングブレーキレバーの位置を低めにし可倒式とするなど、居住性や室内の移動性を高め、作業効率の向上を図った。
外観は、ラジエーターグリルを水平基調とし、力強い意匠に変更している。
また、ガソリン車は、2007年6月施行の新運転免許制度で、普通免許で運転可能な、最大積載量3t未満、車両総重量5t未満の車両の設定を拡大している。
このほか、TECS(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良を施し、環境性能や使用性の向上を図っている。