出光興産、中期経営計画の数値目標を修正

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出光興産は、第2次中期経営計画(2005年度-2008年度)を見直すと発表した。

原油価格は高止まりとなっている一方で、鋼材・資材価格の高騰で保全関連コストや資源の採掘コストが増加傾向となっている。こうした環境に対応し、各事業について戦略の見直しを実施した結果、2007年度、2008年度は中長期的に経営基盤を強化するため、対策を重点的に実施することにした。

この見直しで、2008年度の持分法投資損益を含む連結営業利益計画は当初計画比310億円マイナスの1090億円に修正した。精製用燃料費の増加や安全対策費用や石油開発での探鉱投資の増額などを見込んだ。

また、投資計画については3700億円から700億円増額し、戦略及び合理化・省エネ投資を中心に、基本方針に基づいて「事業ポートフォリオの改善による事業基盤の強化」を加速すると、している。

《レスポンス編集部》

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