韓国でのSUV人気は今も高いが、これまでは日産OEMベースのクルマしかラインナップに持っていなかったルノーサムスンが同社初のSUVとして、ソウルモーターショーの会場に送り出したのが『QMX』だ。
同社は日産『ブルーバートシルフィ』と『ティアナ』のOEMモデルを販売しており、韓国内では「セダンしか作らないメーカー」としてのイメージが強かった。
今回のQMXはこうしたイメージを打破し、若い顧客を引き入れようという同社の強い意思から企画されたものだ。
日産・ルノーとのアライアンスを活かしたクルマで、プラットフォームは日産車ベース。エンジンはEuro4をクリアしたルノー製ターボディーゼルの搭載を予定しており、今年末から来年初頭の発売を視野に入れた市販前提モデルだという。