押し出され対向のトレーラーと衝突、臨月の女性が死亡

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6日夜、東京都杉並区内の都道で、右折待ちをしていた軽ワゴン車に対して後ろからきた乗用車が衝突。軽ワゴン車は対向車線に押し出されて大型トレーラーとも正面衝突した。この事故で臨月だった女性と胎児が死亡。2人が軽傷を負った。

警視庁・杉並署によると、事故が起きたのは6日の午後7時10分ごろ。杉並区高円寺南2丁目付近の都道で、交差点で右折待ちをしていた34歳男性運転の軽ワゴン車に対し、後ろから走行してきたクルマが追突した。軽ワゴン車は交差点中央部に押し出され、直後に対向車線を進行してきた大型トレーラーと正面衝突している。

2回の衝突で軽ワゴン車は大破し、後部座席に同乗していた33歳の女性が死亡。女性は妊娠9カ月だったが、胎児の命も助からなかった。クルマを運転していた男性と、同乗の2歳女児は打撲などの軽傷を負っている。

警察では追突してきたクルマを運転していた51歳の男を業務上過失致死傷などの容疑で逮捕している。男は「前をよく見ていなかった」などと話しているという。

《石田真一》

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