三洋 ミニゴリラ 新製品---ここがこうなった NV-SB250DT

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三洋 ミニゴリラ 新製品---ここがこうなった NV-SB250DT
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バッテリーを内蔵してフットワークの幅をさらに広げた---。これが新しい三洋『ミニゴリラNV-SB250DT』が持つ最大のポイントである。なかでもミニゴリラがライバルたちを大きく引き離しそうなのが、ポータブルTVとしての機能も継続して搭載したことだ。

今までは別売となっているACアダプターか、乾電池パックを併用しなければならなかったが、今回はバッテリーを使いフル充電で約4時間の視聴が可能。クルマの中だけでなく、アウトドアでも自由にTV放送が楽しめるようになったのだ。

4.5型ワイドの画面はワンセグ放送もさほど荒れを感じさせないし、ワンセグの特性上、受信エリアが比較的広いのも大きな魅力。番組表や字幕表示機能など、地デジとしての機能はもちろん備えているのも見逃せないポイントだ。

バッテリーの本体内蔵は、カーナビとしてだけでなく、歩いて使うときのサポートも実現した。この時は一方通行や裏道なども気にせずに歩けるように、推奨ルートを消して目的地までの距離と方角だけの表示となる。バッテリー部分は本体をグリップするのに都合がいいし、4.5型ワイドの画面は地図を細部まで見せてくれる。

カーナビでの案内時には交差点拡大図で進行方向を案内し、その交差点名も12万カ所で表示できるようになったという。また、細街路の表示を充実させたことで、ルート案内時には目的地周辺ギリギリまで案内を継続するようになったという。確かに従来は目的地のかなり手前で案内を終了してしまうことが見受けられた。このルート案内での機能アップはとくに都市部での利用に大きく貢献することだろう。

検索能力はメモリを2GBまで増やしたことで大幅に高まった。旧モデルの住所検索は「×丁目×番」止まりで、個人宅をピンポイントで探すことはできなかった。これで一番困ったのが、探したい住所が「大字」のエリアだった場合。「大字」のエリアはとても広く、番地以降の枝番の所在は不揃いであることがほとんどだった。それがNV-SB250DTでは全国レベルでピンポイント検索を可能としたのだ。これはほぼDVDナビと同じレベルの能力と言っていい。

それ以外の件数も、電話番号検索(職業別電話番号検索)は280万件、ジャンル検索は約200万件といっそう充実した。もちろん、これで充分というわけではないが、目的地はさらに探しやすくなったと言えるだろう。

これほど充実した機能を持つミニゴリラで不足していること、それは交通情報に対する機能である。日本にはすでにユーザーが直接利用料を負担する必要がない交通情報としてVICSが普及しているが、これまでこのPNDタイプでVICSに対応したのはソニーのみ。

こうした状況に対し、発表会に出席していたNAVI技術部部長の前田 昭氏は「ナビである以上、今後のモデルで交通情報の導入は手掛けていきたい」と表明。その実現する時期や具体的な方法については明らかにしなかったが、ユーザーの立場としては通信回線を使ったオンデマンドVICSか、動的経路探索に対応したビーコン機能の導入を望みたいところだ。
《会田肇》

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