トヨタ自動車が10日に発表した『G-BOOK mX』では、先代G-BOOK ALPHAから搭載していた音楽配信サービス「G-SOUND」のサービスを改訂。新たに「G-SOUNDカプセル」を追加した。
G-SOUNDカプセルの大きな特徴は、ドライブ中のBGM利用を重視し、これまでの単曲販売のほかに、複数曲をパッケージ化した音楽の「カプセル」を販売することだ。販売する楽曲はあらかじめG-BOOK mX対応カーナビのハードディスクにプリインストールされており、ユーザーは再生に必要な「暗号キー」をオンラインで購入する。
G-BOOK mX登場時には単曲900曲に加えて、103カプセル680曲が提供される模様だ。さらに「レクサスG-linkのG-SOUNDで、レクサスオーナーに特に人気が高かったのがクラッシック」(e-TOYOTA部友山茂樹部長)であることから、クラッシック147曲のカプセルは無料で用意されるという。
携帯電話やPC向けの音楽配信では「単曲売り」が販売の主流だが、クルマでの利用を考えれば、BGMで流しっぱなしで聴けるカプセル販売は確かに便利だろう。