ホンダは9日、同社のカーテレマティクスサービスである「インターナビ・プレミアムクラブ」の会員数が、3月末に50万人を突破したと発表した。2002年10月にサービスを開始して以来、4年半での到達となった。
また、インターナビによる走行案内情報の精度を高める「フローティングカーシステム」の収集データの累積走行距離が地球約5000周分にあたる2億kmに到達したことも明らかにした。
同システムの累積距離は昨年3月に1億キロに達していたが、会員数の増加により、データ集積も加速度的に増加するようになった。
ホンダのシミュレーションによると、フローティングカー情報とVICSを合わせて配信する「インターナビVICS」情報を利用した場合、都市部の渋滞時での走行所要時間は、VICS情報のみを利用した場合に比べ平均で8.1%短縮できるという。