【新聞ウォッチ】入社式の社長訓示、ダントツは「失敗を恐れず…」

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年4月2日付

●ホンダ、225馬力足回り一新「シビック」発売(読売・9面)

●脱石油、極限のタイヤを、「住友ゴム、元気な組織へ仕掛け」(朝日・8面)

●闘論:交通事故の厳罰化(毎日・2面)

●「液晶」発明の対価訴訟、シャープと元社員和解(産経・30面)

●松下、中国に財務管理会社、外資で初認可(日経・1面)

●UAW、ビッグ3交渉ヤマ場へ、医療費負担、再建のカギ(日経・7面)

●トヨタ工場の近郊で地域集会、UAW、組織化に意欲(日経・7面)

ひとくちコメント

4月1日が休日のため、きょうが入社式の会社も多い。そこでの社長訓示がきょうの各紙の夕刊かあすの朝刊で紹介されるが、新入社員へのメッセージはその時代の世相や経営環境などが反映されるので興味深い。

大手主要企業の社長訓示について、筆者の知人のコラムニストが平成元年から毎年分析した結果を教えてくれたので紹介しよう。

それによれば、1位は「失敗を恐れず新しいことに挑戦せよ」、2位「世界に通用するプロとなれ」、3位「柔軟な頭で創造的な発想を」、4位「高い志を持って自己研鑽を」、5位「グローバルな視野を持つ国際人となれ」などなど……。

驚くのは「失敗を恐れず新しいことに挑戦」が18年間ダントツの1位を続けていることだという。恐らく、今年も1位と思われるが、新人には“変革”を求めても経営者自身は相も変わらずということか……。

《福田俊之》

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