プジョー『207』は『206』と比べてボディサイズを拡大、競合車は違ってくるのだろうか。プジョージャポン広報部の近棟伸邦さんは「やはり当面のライバルは、206と同じようにVW『ポロ』になってくると思います」という。
「また、スポーティグレードのGTは、3ドアMTでターボエンジンを搭載していますので、同じ3ドアの『MINI』の「クーパー」などが一番のライバルになってくるでしょう。ほかにもルノー『ルーテシア』やフィアット『グランデプント』なども、207の自然吸気モデルのライバル車に挙げられると思います」
販売的に順調なポロは、最大のライバルになると思うが、ポロも現行モデルのフルモデルチェンジから起算すると時間経過が否めないので、そのぶん207のほうが魅力度は高いといえるだろう。
ターボモデルに関しては、「エンジンが同じMINIは強力なライバルとなってくるはずだ。」とはいっても、MINIと207はデザインやクルマの方向付けも違うので、あまり直接的に競合することはなさそうだ。