西日本高速道路サービス・ホールディングス、NTTコミュニケーションズ、NTT都市開発、NTTファシリティーズの4社は、次世代サービスエリアを共同開発することで合意した。20日、発表した。「安心」「安全」「快適」そして「楽しく」高速道路を利用してもらえるように、次世代サービスエリアを創造していく。
NEXCO西日本(西日本高速道路)管内の約180カ所のSA・PAにブロードバンドインフラを整備し、最先端技術による情報サービスを開発するとともに、情報通信技術と環境技術が「人」「街」「自然」が調和する快適なSAやPAを目指す。
共同開発の概要は以下の通り。
1. ブロードバンド・ネットワークによる新しい情報サービスの開発
大型ディプレイなどによる情報サービスで観光情報などを提供する、電子マネー「Edy」の決済端末を常設の店舗だけでなく、野外の特設販売でも利用可能にする、インターネットカフェを設置する、など。
2.「情報」と「環境」をキーワードにしたSA・PA施設の開発コンセプト・企画・設計の共同検討
SA・PAの中心的施設となる情報集約施設の企画・設計、自然エネルギーの有効利用、再生材・再生可能材の有効利用、地域環境への配慮、など。
これらが実現することで、SAやPAは高速道路の単なる休憩所でなく、情報発信基地や多くの人の憩いの場(オアシス)へと大きく変化することになる。