【VW ゴルフ GT TSI 日本発表】ハイブリッドへの応用も

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VW『ゴルフGT』に新たに採用されたスーパーチャージャとターボを組み合わせたTSIエンジン。

2400rpm以下の低回転域はスーパーチャージャーの過給が効果を発揮し、中間域では走行状況に応じてスーパーチャージャーとターボを切り替えながら過給を行なう。そして3500rpm以上の高回転域では、スーパーチャージャは完全に切り離され、ターボ過給のみでパワーを発生させる仕組みだ。

このTSIエンジンを開発したフォルクスワーゲンAG新技術担当広報のクリストフ コーネン氏は「スーパーチャージャーは低回転域からレスポンスよく、太いトルクを発揮してくれる反面、高回転域ではエンジン出力を消費するというデメリットを持っています。そのロスをなくすために、TSIエンジンでは高回転域では完全にスーパーチャージャーを切り離すことで、出力の低下を防いでいます」とコメント。

「現在は、低回転域をスーパーチャージャー過給で賄っていますが、すでに低回転域のトルクを電気モーターでフォローするハイブリッドシステムの開発も進めています。TSIエンジンはハイブリッドシステムの基礎となるシステムでもあるのです」

確かに、発進時から大きなトルクを発生できる電気モーターが低回転域をカバーしてくれれば、スーパーチャージャーの代わりになるだろう。しかも高回転域ではターボが過給を行なってくれるので、全域で力強い走りが可能となるはずだ。VWのハイブリッドの登場が楽しみだ。

《岡島裕二》

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