スズキ『ワゴンR』の派生車種として登場した『ワゴンR スティングレー』のインテリアは、基本的にはワゴンRと共通だが、基本装備を充実してディテールを変更することで、質感を高めている。
ワゴンR スティングレーのデザインを担当した、デザイン部の宮澤貴司さんは「スティングレーのインパネやシートなど、基本部分はワゴンRと共通ですが、メーターのフチやエアコンの吹き出し口には、シルバーアクセサリーをイメージしたブラックメッキのリングをあしらうことで質感を向上させました」
「また、シート表皮にも、見る角度によって変化する、専用のドット柄の生地を使い差別化を図っています」という。
ブラック基調でまとめられた、スティングレーの車内に入ると、標準車とは違う質感の高さが感じられる。
さらに、スティングレーには、全車にキーレススタートシステムや、14インチアルミホイール、ディスチャージヘッドランプといった、軽自動車としては贅沢なアイテムが標準装備されているのも魅力。価格的にも116万5500−160万8600円といった価格帯なので、お買い得感のある軽自動車といえるだろう。