住友ゴム工業は、2006年12月期の通期の連結決算業績見通しを修正した。
今回業績見通しを下方修正したのは、関係会社のグッドイヤー・ダンロップ・タイヤ・ヨーロッパを投資損失引当金を特別損失として計上するため。ダンロップ・グッドイヤー欧州は、持分方適用会社だが、純資産に基づく住友ゴムの取得価格の50%程度に下落しており、回復が当面見込めないため、投資損失引当金203億円を計上する。
通期業績は売上高が前回発表した2600億円から2720億円に上方修正した。しかし、経常利益は210億円から175億円、当期純損失は215億円の黒字から40億円の赤字に転落する見通し。