三菱自動車から発売された『デリカD:5』のエクステリアは、ひと目でデリカとわかる存在感と、高い機動力を感じさせてくれるデザインに仕上がっている。
デリカD:5の開発を取りまとめた、商品開発プロジェクトマネージャーの山本弘毅さんは「デリカD:5は一昨年の東京モーターショーに出品したコンセプトモデルをベースに、直線基調の飽きのこないデザインを採用しました。フロントマスクは先々代の『デリカスターワゴン』を思わせる、シンプルでありながらも、力強いデザインに仕上げています」
「全体的に箱のようなデザインを採用して、直感的に力強さが感じられるようなエクステリアにしたいと思いました。またフロントフェンダーに、凹んでも復元性が高い樹脂製パネルを採用しているのも、デリカらしい試みといえるでしょう」と話す。
ボディサイズは『デリカスペースギア』よりも幅では100mm近く拡大されているが、全高は逆に100mm低くなっており、引き締まって見えるので、あまり大きさを感じさせないのも魅力だ。
このエクステリアなら、歴代のデリカユーザーも抵抗なく、デリカD:5のデザインを受け入れてくれるに違いない。