スズキ、自社株の一部を売却へ、持ち合い強化

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スズキは、30日の取締役会で、保有していた自己株式の一部を処分すると発表した。

今回処分する自社株は、959万1000株で、新日鉄、JFEスチールなどに売却する。売却価格は1株当たり3338円で、総額320億1475万8000円。売却で得る資金は関係会社に投融資する。

売却先は新日鉄が359万5000株、JFEスチールが299万6000株、三菱東京UFJ銀行が100万株、静岡銀行が100万株、みずほコーポレート銀行が100万株となっている。

スズキでは、取引先との関係強化を図るため、自社株を売却するとしている。

一方、スズキはGM(ゼネラルモーターズ)との資本提携を縮小後、GMが保有するスズキ株を自社株として保有、GMの業績が回復した際には買い戻してもらうことで合意していたが、今回売却した自社株は、GMから取得したもの以外としている。

《レスポンス編集部》

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