大同特殊鋼、日系自動車メーカー向けに米ティムケン社と業務提携

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大同特殊鋼はこのほど、米国ティムケン社と米国における日系自動車メーカー、ベアリングメーカーなどの高品位特殊鋼の需要増に対応するため、能力増強に関する多面的な業務提携を行うことに合意した。

米国ではエンジン・トランスミッションなどに用いられる品質要求の厳しい特殊鋼の現地調達がいる。そのため、大同特殊鋼では米国特殊鋼メーカーへの技術移転により、日系ユーザーに特殊鋼を提供する枠組みを実現し、その期待に応えたいと考えていた。

一方、米国特殊鋼業界のリーダー的な存在であるティムケン社は、日系ユーザーの需要拡大にタイムリーに対応するため、日本の特殊鋼メーカーの技術支援で圧延ラインや検査ラインの増強を早急に進めたいと考えていた。

今回、こうした両社の方針が一致し、この分野での提携に至ったわけだ。主な提携内容は、?@ティムケン社ハリソン工場の品質および生産能力向上に向けたエンジニアリング支援(大同特殊鋼知多工場の生産方式導入)、?A米国における日系ユーザーへの技術サービス支援、?B特殊鋼、特殊鋼関連製品の製造・供給、サービス供給に関する協業テーマの推進、という3項目。

ただ、両社はこの分野だけでなく、相互に有益なテーマがあれば積極的に推進していくとのことである。
《山田清志》

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