日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会、日本自動車輸入組合が発表した2006年の新車販売台数は、前年比1.9%減の573万9506台だった。
軽自動車販売が200万台を超える一方で、登録車の販売が370万台にとどまり、全体需要は低迷した。
メーカー別では、国産メーカーでプラスとなったブランドは、ダイハツ、三菱自動車、いすゞ、三菱ふそう、レクサスだけ。
大きく落ち込んだのは日産で同11.5%減の76万6763台だった。登録車販売が不振のホンダは軽自動車で盛り返し、同1.7%減の70万2290台だった。トヨタは同2.5%減の166万388台とマイナスだった。スズキは軽自動車の減産の影響もあって同0.7%減の69万1004台と微増だった。
トラックメーカーはいすゞと三菱ふそうが好調な一方で、日野、日産ディーゼルが低迷し、明暗が分かれた。