国内生産は輸出向けが増加し、11月単月では過去最高となった(10万1938台、前年同月比+1.9%)。海外生産はハンガリー、パキスタンなどで増加し、11月単月では過去最高となった(11万3457台、+22.8%)。世界生産は11月単月では過去最高となった(21万5395台、+12.0%)。
国内販売は、軽四輪車の乗用車が新型『セルボ』の投入により4カ月ぶりに前年超えとなったものの、商用車の落ち込みをカバーすることができず、4カ月連続で前年割れとなった(4万9318台、−5.6%)。軽四輪車市場でのシェアは29.6%(前年同月差−3.5ポイント)。
登録車は、『SX4』の投入効果などがあったものの、他の車種が前年割れとなり、5カ月ぶりの前年割れとなった。登録車市場でのシェアは2.2%(前年同月差±0%)であった。軽四輪車と登録車との合計は5万5729台、−5.5%。
輸出台数は2カ月ぶりに前年を上回った(3万3270台、131.8%)。地域別では、『スイフト』の増加により欧州向けの台数が増加した。