ダイハツ工業の神尾克幸副社長は、2006年のダイハツの軽自動車販売台数について「1000台ブラスでもいいから60万台の大台に乗せたい」との希望を話した。
ダイハツの2006年の軽自動車販売は、『ムーヴ』や『エッセ』、『ソニカ』などの新型車の販売が好調に推移しており、前年を上回る見通し。18日発表した20国内の2006年の軽自動車販売見通しは前年比1.9%増の60万台としたものの、60万台を超えられるかは微妙な情勢だ。
神尾副社長は「過去最高の60万台の大台を何としても突破したい」との念願を露呈した。
一方、ダイハツの軽自動車販売台数は過去最高となる見通しだが、ホンダやスバルなどの他社の新型車も好調で、需要全体が増えたことから、軽自動車のシェアは30%を割り込んで、前年実績よりもマイナスとなる見通しだ。