ダイハツ工業の箕浦輝幸社長は18日の新型『ミラ』発表の記者会見で、2007年の軽自動車市場について「200万台弱くらいと見ている」と述べ、引き続き軽需要が高いレベルとなる見通しを示した。
今年は初めて200万台を突破するのが確実で202万台前後となる見込み。箕浦社長は、「今年は(業界で)11車種という新モデルが出た」と指摘、新商品の拡充が軽市場をさらに押し上げたとの見方を示した。
来年は、新モデル投入がピークを越えることもあって、若干のマイナスになると予測している。ダイハツは06年の見込みが60万台と3年連続で過去最高となるが、07年は62万台を計画。減産中のスズキを抜いてトップとなる見通しだ。